学校長あいさつ
校庭の桜の花が満開です。花弁が暖かな風に吹かれる様はとても美しく,思わず見とれてしまいます。
ここに子ども達の声が響く日を心待ちにしております。
今年度も「子どもの命を守る安全・安心な学校」を考えながらスタートしました。
村上水軍の拠点であった青影山から東につらなる奥山,遠くまで広がる燧灘,美しい自然に恵まれた因北小学校は,今年,誕生して54年目,大浜小学校が統合されて14年目を迎えます。
保護者・地域の皆様に支えられて,因北小学校創設期からの校是「わが校に清あり 静あり 緑あり」を受け継ぎ,子ども達は,清らかに澄んだ心を育むことができています。
令和3年度も「自他を尊重し 主体的に学び続ける子どもの育成」を学校教育目標に掲げ,全教職員で組織的・機能的な教育活動を進めてまいりたいと思います。
今年度の因北小学校は「幸動」を合言葉に取り組んでまいります。敢えて「幸動」としています。
自分にとってはもちろん,相手にとってもよりよいよいであろうこと(幸せ)を考え,判断し,行動(表現)できる子どもを育てていきたいという意味です。よりよい判断をするためには,様々な知識や経験などが必要です。
学校は,子ども達が,迷いながらも考え判断し,将来に向けてよりよく生きていく力をつける学びの場です。
子ども達が,主体的に学び表現し合いながら幸動する因北小学校をめざします。
引き続き,保護者の皆様,地域の皆様のご支援とご協力を賜りますよう,どうぞよろしくお願いいたします。
令和3年4月1日
尾道市立因北小学校 校長 楠見 仁美